星と缶コーヒー

[とんぼ]

先日初対面の高校3年生にため口で返事された。公務員もなぜか俺にため口だ。なめられてる。見下されている。しょうがないさ。社会的には最下層の仕事を点々と渡り歩くような俺さ。女性と付き合ったこともないし、女性と向き合うだけで冷や汗をかくような情けなさだ。20も後半さ。容姿だってハンサムとは程遠い。スーツも世界一似合わない。髪型も色んな人にバカにされついにスキンヘッドにした。車もないし、当然収入も一人分ギリギリだ。見下すやつは見下すだろう。少なくとも「収入は？学歴は？資格は？何ができる？」という類いの質問をぶつけてくるような連中の目には俺がホームレスや乞食と同等くらいの存在に映ることだろう。腹は立つがそれは受け止めるようにしてる。年下やガキにまでバカにされることも受け止めていかな。俺も生意気だったしな。ところで俺はひとつハッキリ言いたい。言う相手がいないもんでここでね。負け犬の遠吠えだと思えばそれも良し。

俺は劣っていない。ホームレスも乞食も障がい者も。ただ現代にそぐわないだけ。もしくはこの国に。

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