塾の先生が仰っていたことなのですが、共感出来たのでお伝えします。
「フツウ」というのは「その人にとっての『フツウ』であって、極めて主観的なもの」です。だから、あなたにとってのフツウとあなたの親にとってのフツウは違います。あなたの同級生とも、先生とも、私とも違います。「フツウ」というのは漢字を当てるならば「普通」で、「一般的なもの、普遍的な事柄」といった意味合いを持ちますが、実際にこの言葉が使われるときは「個人の価値観」という認識でないと通常話が通るはずがないんです。「フツウじゃない」「フツウと違う」これらの言葉は本来、「私とあなたは違う」という意味であって、「あなたは皆(一般の人々)と違う」という意味であっていいはずがないんです。もちろん、辞書通りの意味ではありませんので、世間では通用しない考え方でしょう。理解の手助けになれば幸いです。