これは片想いというより呪いになりかけていて、一度自分の状況を整理したくてここに書かせていただきます。
私には5年前高校に入ってすぐ、好きな人ができました。今まで女性としての自分に自信がなく拗らせていた私に 可愛い と言ってくれた彼は私にとって本当に大きな存在でした。何度かお出かけもして、多分彼も私のことを気になってくれたと思います。しかし、突然彼との心の距離が開いたことをすぐに感じました。仲のよかった期間は多分3ヶ月程度です。LINEもブロックされました。運良く席が隣になったのにその半年間ずっと、怖くなってしまい話しかけることができず、そのままクラス替えの時期になりました。クラス替えをしたのちも、同じクラスになり隣の席になりました。でも、話しかけることができませんでした。嫌われているという現実に向き合うほどの強さが私にはなかったんです。LINEはブロックされているし、人づてに嫌われてるということを本人に聞いてもらったし、嫌われているのは確実なんですけどね..。都合よく忘れているだけで私が彼にキモいことしていたのかな…。クラス替えをしてもなお隣の席だったにも関わらず、話しかけることのできない私に神様が愛想をつかしたのでしようか、彼は突然退学をしました。
最後の彼の通学日の、彼が校門を出る直前に下駄箱で知り合いから聞かされました。嘘だと思いました。本当でした。次の日から彼の席に別の人が座っていました。何事もなく日常が過ぎていきました。私はその日から変なスイッチが入り、いつか彼に会った時に素敵な自分になっていられるよう、勉強を頑張りました。今は無事、第一志望の大学に入ることができて学業はもちろんですがそれ以外の活動にも力を入れています。私の頑張る理由は彼の存在なんです。いつか彼に会えたときに素敵な自分でいたい、立派になっていたい。彼のような人になりたい。もし会えなくても、立派になれたら彼の存在が私にとって糧となったことが無駄じゃ無かったと思えるから、これまでの時間が肯定される気がして。
正直今すぐにでも彼に会いたいけど、私が会いたいのはあの頃の理想な彼な気もするし、実際に会って勝手に私が幻滅したら私の生きる理由や頑張る理由がなくなってしまう。でもめちゃくちゃ会いたいです。独りよがりで恋に恋する、というかもう呪いというか。いい加減 今 を生きろって感じですよね。気持ち悪いですね、私。でも恋に恋して彼を思いながら音楽を聴く時間が大好きです。傷つかないし、その時間は自由だから、彼に会えているような、近づくことができてるような。どうでしょうか、私、気持ち悪いですね。ここに書いてて改めてそう思いました、